第1巻:戦闘詳報部隊日誌、第2巻:作戦日誌1、第3巻:作戦日誌2、第4巻:作戦日誌3、第5巻:状況日誌1、第6巻:状況日誌2、
第7巻:状況日誌3、第8巻:状況日誌4、第9巻:軍報告書・情報機関意見書(上)、第10巻:情報機関意見書(下)・釜馬事態
非売品です。委員会は活動を始めてから数十万頁に達する膨大な5·18民主化運動関連資料を調査して収集した。本資料集は上半期に発行した1次分で、1979~81年の間に軍が生産した資料を選別して収録した。その間編纂された5·18民主化運動関連資料集は約500人余りの証言を入れて韓国現代史史料研究所が1990年に発行した『光州五月民衆抗争史料全集』と光州広域市が1997年から
63冊分量で発刊した『5·18光州民主化運動資料叢書』、全南大5·18研究所と5·18財団が共同発刊した『証言集』などが代表的である。この既存資料は大部分被害者中心の記録と証言などで1980年当時の軍事作戦の実際を具体的に把握するには限界があった。当時軍部が生産した資料は1988~89年光州民主化運動聴聞会、1996~97年全斗換・盧泰愚内乱事件裁判を通じて一部が非公式配布であったが、一般国民は利用することができなかった。 しかし2019年「5·18民主化運動真相究明のための特別法」制定で委員会が活動を始めて軍記録が体系的に収集され、関連規定によって対国民公開も可能になった。本資料集に収録された記録を生産した軍機関は鎮圧作戦計画を樹立した国防省、戒厳司令部、陸軍本部など指揮部と光州で鎮圧作戦を遂行したり、諜報捜査活動をした戦闘教育司令部、特戦司令部、3·7·11空輸特戦旅団、31師団、20師団、陸軍航空団、保安司令部、保安隊など傘下部隊である。この資料集の記録は大きく二つの範疇で分けられる。 一つは5·18民主化運動の進行状況を軍がどう把握していたのかが分かる内容であり、もう一つは軍が5·18民主化運動を鎮圧するためにどのような活動をし、どのように軍事作戦を遂行したのかを現わす記録である。